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ムジカ・ソナーレ・アンサンブル第25回演奏会
Musica Sonare Ensemble The 25th Concert

SUMMARY
昭和56年に結成された弦楽器による室内楽団であります“ムジカ・ソナーレ・アンサンブル”は、平成・令和と時代を重ね、聴衆の皆様と共に音楽の喜びを分かち合えたらとの想いで活動を続けてまいりました。
今年はドヴォルザーク作曲の弦楽セレナーデをメインに、本日の演奏会に向けて練習を重ねてまいりました。この曲は今回が2度目のプログラムになりますが、演奏が非常に難しく、これまで避けてきた経緯があります。しかし団員の熱意に揺り動かされ、新しい令和の時代の最初のプログラムとして相応しいと考え、本日は、哀愁を帯びた美しいメロディーを有するこの曲を演奏することとなりました。
メンバーの高齢化は日本の人口構造そのままですが、新しいメンバーも加わり、若い力を得て令和の時代も頑張っていきたいと考えております。どうか暖かいお気持ちでこれからもムジカ・ソナーレ・アンサンブルを応援していただきたいと存じます。本日は最後まで私たちと共に演奏会をお楽しみいただけたら幸いです。
Conductor : 小口 貴邦 [Oguchi Takakuni]
鳥栖市在住の会社員。指揮を崎田俊治氏に師事。指揮に興味を持ったきっかけは、中学生の時にとても見やすい指揮を振る吹奏楽部の顧問と出会ったこと。自分のあんな風に振ってみたいと思い、はじめは見よう見まねで学生指揮者をやっていた。大学在学中から崎田氏の元で指揮を習い始め、今に至る。ムジカ・ソナーレ・アンサンブルには4年前から仲間入り。好きなことは音楽を聴きながら妄想すること。苦手なことは部屋の片付け。
PROGRAM
1.Abdelazer(アブデラザール組曲) Z.570 /[Henry Purcell]
1. Overture
2. Rondeau
3. Aire
4. Aire
5. Minuett
6. Aire
7. Jigg
8. Hornpipe
9. Aire
2.Simple Symphony(シンプル・シンフォニー) Op.4 /Edward Benjamin Britten
I. Boisterous Bourree, Allegro ritmico
II. Playful Pizzicato, Presto possibile Pizzicato sempre
III. Sentimental Saraband, Poco lento e pesante
IV. Frolicsome Finale, Prestissimo con fuoco
--interval
3.Serenade for Strings in E major(弦楽セレナーデ ホ長調 Op.22 /Antonin Dvorak
I. Moderato
II. Tempo di Valse
III. Scherzo; Vivace
IV. Larghetto
V. Finale; Allegro vivace
Musica Sonare Ensemble ムジカ・ソナーレ・アンサンブル
1981年に久留米を拠点に創設された弦楽アンサンブルです。団主催の演奏会を開催しながら、久留米市主催のトワイライトコンサートやチャリティコンサート等にも出演し、意欲的な活動を随時行って参りました。
演奏曲も、バロックからポピュラー。映画音楽まで、そして合唱とともにフォーレのレクイエム等大曲にも挑んできました。
創設から23年目の2001年の秋には、久留米市芸術奨励賞も受賞しました。その受賞記念コンサートでは久留米在住の藤吉浩代氏をソリストに迎え、ヴィヴァルディの「四季」を演奏、おかげさまで皆様から多くの賞賛をいただきました。
若い方達の入団もあり、気持ちも新たに毎週楽しく練習しています。久留米連合文化会・NPO久留米音協会・福岡県オーケストラ連盟等の会員です。 「多くの人たちに親しまれながら、いつまでも存続する合奏団でありたい」それが私たちの夢です。
メンバー募集中! TEL.0942-35-1500
広報委員会