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2017・筑後・詩の集い

「詩の朗読・詩のお話」
筑後・詩の集い


平成29年11月19日(日)午後1時半より、えーるピア久留米において、福岡県詩人会との共催による、詩の集いを開催した。 参加者は35名であった。司会は詩人会の犬童さん。第一部は詩の朗読。

会員から、緒方和実、森光晴子、山本源太が参加、詩人会から5名、さらに飛び入り参加が3名。朗読は筑後地区としては初めての試みであったが、活字で読む詩を耳で聞いた場合、また、朗読を作者以外の人がした場合、作品はどのように変化するだろうか、さらに音楽や効果音が加われば…朗読に関する関心は無限に広がるのではないかと感じた。

第二部は詩のお話。岡田哲也氏に講演をお願いした。岡田氏は鹿児島県出水市生まれ、詩集、エッセイ他著書多数。現在、西日本新聞紙上で詩時評を担当されている。ことばのふるさと 心のふるさと、という演題のもと、詩人自らの朗読について時間を割かれた。難解な言葉も、平易な言葉も、朗読することにより、相手に、より言葉が通じやすくなるのではないかといわれたことが印象的であった。

詩部・緒方 和実