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令和元年 筑後・詩の集い

■ 11月17日 久留米市立中央図書館
詩の集い

SUMMARY

第一部 現代詩を歩く
    〜沖縄・戦後の詩 牧港篤三をめぐって〜
第二部 詩の朗読〜コメント(私にとって詩とは)

詩の集い

第一部は沖縄、戦後詩牧港篤三をめぐってと題して、浦田義和氏の講演であった。浦田義和氏は佐賀大学の名誉教授を経て、現在は久留米大大学院の文化研究科客員教授で福岡県詩人会会員。沖縄戦後詩の始まりは、沖港篤三が1945年に米軍捕虜時の配給のライス袋に鉛筆で書いた詩という事であった。戦争の最中、自分の生活の内面をリアルにえがいている。のちに「村」という題目で冊子に発表。

また彼は、1950年に沖縄戦記、「鉄の暴風」という本を出版している。浦田氏の講演は、大学で講義を聞いているような錯覚で、若返った気持ちがふつふつと沸いて、楽しいひと時になった。第二部は詩の朗読。第二回目となるが、今回も多くの参加者があった。福岡県詩人会から5名、久留米連合文化会から、山本源太、福富健二、緒方和実の三名、また、飛び込みで二名の参加があって盛況に終わった。筑後地区の詩の朗読会は定着したようだ。

OUTLINE
DATE : 11月17日(日)
TIME : 14 ; 00〜16 ; 00(13:30受付)
PLACE : 久留米市立中央図書館3F(視聴覚室)
LECTURER : 浦田 義和 ペンネーム:うらいちら(福岡県詩人会会員)

INQUIRY : 福岡県詩人会;筑後
TEL.090‐5388‐8987 (犬童)
EMAIL. a1333xy@wing.ocn.ne.jp (犬童) 締切10月末

イベントフライヤー
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詩部  緒方 和実